紫外線が建物に与える影響とは…

query_builder 2024/04/18
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この季節から急激に強くなる紫外線。
外出の際は日焼け止めや帽子を使い、しっかりと対策を行っている方も多いと思います。
太陽の光は地球上のすべての生物に不可欠なものですが、紫外線を浴び過ぎると、肌の劣化や皮膚がんなど、人体に悪影響をもたらすことも分かっています。
では、建物にとって、紫外線はどのような影響があるのでしょうか?
今回は、わたしたちの住まいと紫外線の関係についてお話しします。

紫外線が建物に与える影響

屋根や外壁は、紫外線や雨を直接浴びるため、天候によるダメージを最も大きく受けます。
特に春から夏は、他の時期に比べて屋根や外壁が圧倒的に長く紫外線を浴び続ける季節。
紫外線から受ける屋根と外壁のダメージや、その危険性についてまとめました。

外壁と屋根の劣化
外壁の色が褪せたり、屋根の表面が劣化したりすることがあります。
紫外線の影響により、外観を損なうだけでなく、内部の構造にも影響を及ぼす可能性があります。

塗料の劣化
紫外線が外壁や屋根の塗料に当たると、「ラジカル」と呼ばれる劣化原因となる物質が生成されます。
この劣化により、建物の防水性を低下させ、雨漏りや内部の腐食を引き起こします。

健康への影響
紫外線は日焼けやシミ・そばかすの原因となり、また紫外線の照射量が蓄積することで、皮膚がんなどの重篤な病気につながることもあります。
紫外線から体を守るためには、窓に紫外線をカットするガラスを選ぶなど工夫が大切です。

屋根のメンテナンス時期

瓦屋根
耐久年数は50年ほどですが、昔の棟瓦は台風や地震の際に崩れること恐れがあります。
50年以内でも、築後30年以上経過していたら屋根内部のメンテナンスを検討しましょう。

スレート屋根
おおむね10年から15年に一度メンテナンスを行い、色褪せが見られたら屋根塗装のタイミングです。
適切なメンテナンスをせず放置すると、内部の腐食や雨漏りなどの被害が起こります。

金属屋根
10年から20年の期間で定期メンテナンスが必要です。
サビや雨漏りの原因となるので、サビ材を含む塗装メンテナンスを行いましょう。

外壁のメンテナンス時期

色褪せ
外壁が新築時より色褪せしている場合は、塗り替えを検討するタイミングと言えます。
外壁の色褪せは塗膜劣化が始まっている証拠でもあるので、早めのメンテナンスを検討しましょう。

チョーキング
外壁を触って白い粉がつく現象を「チョーキング」と言います。
塗装の表面が劣化し、放置しておくと外壁の割れやカビの発生に発展する恐れがあります。

外壁塗膜の剥離・ひび割れ
外壁塗膜が膨れていたり、剥がれていたら劣化が進んでいるということ。
さらに劣化が進むと、ひび割れを起こし、雨水がどんどん侵入するため住宅の深刻な強度低下につながります。

日中、建物は紫外線を浴び続け、長い年月をかけてゆっくりと劣化を進めます。
最近では紫外線に強い塗料も開発されていますが、大切なのは定期的にお住まいの様子をチェックすること。
適切な時期にメンテナンスを行わないと劣化はさらに進み、その分さらにメンテナンス費用も上がることになります。
早めの対策を心掛けたいですね。

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