外壁のおはなし~モルタルとは~
家や建物の外側にある壁「外壁」。
風や雨の影響を直接受ける外壁は、耐火性、断熱性、耐水性、防火性、耐震性など、あらゆる特性が求められる部分です。
今回は、外壁に深い味が出る「モルタル外壁」についてのおはなしです。
モルタルとは
水とセメントと砂を混ぜ合わせた外壁材「モルタル」。
1990年以前の新築一戸建てには、このモルタルがよく採用されていました。
モルタルは意匠性に優れ、深い味わいのある仕上がりになり、コーキング補修が不要。
しかし年月が経つにつれて表面塗装の防水機能が低下し、劣化しやすくなることから最近ではあまり採用されることが少なくなっています。
モルタル外壁の仕上げ方
モルタル外壁の仕上げ方は以下のような種類あります。
具体的に、それぞれの仕上げにはどのような違いがあるのでしょうか。
●リシン
粒状に砕いた石にセメント、樹脂、接着剤を混ぜたものを吹き付ける方法。
1980年以前の外壁仕上げによく使われていました。
●スタッコ
樹脂などの結合材とけい石、寒水石、骨材などを混ぜた材料をタイルガンと呼ばれる大きな機械で吹き付けます。
●左官仕上げ
綺麗で味わい深い外壁にするには、職人の熟練技が必要。
職人の手作業によってコテを使い、温かみのある外壁に仕上がります。
モルタル外壁のリフォーム方法
モルタル外壁のキレイに保つには定期的なチェックとメンテナンス必要ですが、劣化が進むと規模の大きなリフォームをする必要があります。
続いて、モルタル外壁のリフォーム方法についてご説明します。
●外壁塗り替え
最も一般的なリフォームが塗り替えです。
塗り替えに使用する塗料は様々なグレードがありますが、高価な塗料ほど耐用年数は長くなります。
また、塗装にかかる費用は正式な塗装面積により算出されます。
●外壁張り替え
既存のモルタル外壁を撤去し、新たに下地と外壁材を取り付ける方法です。
外壁塗り替えに比べると、廃材の処分費や工事も必要なので工事費用が高くなります。
しかし、外壁そのものが新しくなり新築のような見た目になるメリットも。
モルタル外壁の劣化が進んでいる場合は、張り替えを検討するのも良いでしょう。
モルタル外壁は、劣化すると防水効果が低下し、腐食や雨漏りを引き起こします。
雨水を侵入させないためにも、目視によるチェックを行い、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。
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