外壁が黒いと室温が高くなる？

2024/06/27

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スタイリッシュで高級感のある黒い外壁。
周囲のおうちとは一味違った雰囲気で、人気の色でもあります。
ですが、私たちの身近な洋服でも、夏に黒いものを着るとすぐに暑くなってしまいますよね。
外壁も同じように、外から受けた熱を室内に通してしまうのでしょうか。
今回は、黒い外壁と室温についてのお話です。

黒い外壁は室内が暑くなる？

黒い外壁にすると太陽の光を集めることになり、室温が高くなってしまうのか。
答えは「イエス」です。
黒は熱を吸収しやすい特徴を持っているため、外壁にも同じ事が言えるのです。
ある調査によると、黒い外壁は白い外壁に比べて温度の差が約15℃～25℃も出ることがわかっています。
たしかに黒い外壁は、夏場非常に暑くなり、室内の温度を上昇させるデメリットがありますが、実はこんなメリットもあるのです。

黒い外壁のメリット

●外壁に断熱材を入れれば問題なし
外壁に断熱材を取り入れれば、吸収した熱が室内に伝わりにくくなり、快適な室内環境を保つことができます。
断熱材の他にも、断熱や遮熱効果のある塗料を外壁に塗るのも効果的。

●冬は暖かい
断熱材を入れていない黒い外壁の最大のメリットは冬が快適に過ごせること。
寒冷地にお住いの方には黒い外壁が断然おすすめです。

●おしゃれでスタイリッシュ
黒い外壁は、家そのものの高級感を演出してくれます。
洗練された印象を与えてくれることが人気の理由です。

●汚れが目立ちにくい
外壁が黒いと、雨だれやカビなどの黒い汚れが目立ちにくくなります。
メンテナンスがラクになりますが、花粉や砂埃などの白っぽい汚れは目立つので定期的なお手入れは必要です。

夏の室温上昇につながる黒い外壁ですが、このようにメリットもたくさん。
また、断熱材を使用すれば対策をすることもできますので、これから家を建てたり、リフォームをお考えの方は黒い外壁を候補に入れてみてもいいですね。
外壁塗り替えのタイミングの方は、遮熱効果のある塗料がおすすめ。
黒い外壁のメリット・デメリットを考えた外壁選びで、快適な生活を送りましょう。

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