自分でできるコケの落とし方

query_builder 2024/07/06
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連日の雨により家が湿気を含むと、気になる外壁のコケ。
コケは風に飛ばされた胞子が、家の外壁や屋根にくっつくことで繁殖します。
特に、雨の影響を直接受ける屋根や外壁は湿気を含みやすいため、コケの繁殖が早く進み、その結果、家の劣化につながってしまうのです。
早くキレイに落としたいやっかいなコケ。
費用をかけて業者に依頼するのも良いですが、その前に、できれば自分で除去できるといいですよね。
今回は自分でもできる、コケの上手な落とし方についてご紹介します。

外壁のコケの落とし方

まず、コケのある場所と、どの程度繁殖したコケなのかにより、自分で掃除することができるかの判断が異なってきます。

●外壁の低い位置にある場合
低い場所にあって、比較的軽度なコケの場合は、ホームセンターなどで家庭用に売られているコケ洗浄剤などを使用すれば自分でも掃除することができます。
もし外壁塗り替えのタイミングが近ければ、防カビ・防藻効果のある塗料を外壁に使用することも検討すると良いでしょう。
一方、重度のコケの場合は家庭用の洗浄剤では落ちないことがあります。
外壁を強くこすりすぎると外壁自体を痛めてしまうので、おすすめはできません。
その場合は業者に依頼し、バイオ洗浄などの高度な洗浄を行うと安心です。

●外壁の高い位置にある場合
外壁の高い場所にあり、比較的軽度なコケの場合は、柄の長いモップで優しく拭き取ったり、家庭用高圧洗浄機での洗浄も可能です。
これらの道具が自宅にない場合、高所での作業は大変危険。
足場を組む必要もあるので、業者に依頼して洗浄してもらいましょう。
重度のコケが外壁の高い位置にある場合は、家庭用高圧洗浄機でも除去することが難しくなります。
無理に自分で掃除しようとせず、この場合も業者に依頼したほうが安心と言えるでしょう。

コケ予防のための外壁お手入れ

外壁についたコケは、軽度なものであれば自分でも除去することが可能ですが、一番良いのはコケの繁殖を未然の防ぐこと。
定期的にできるお手入れ方法についてご紹介します。

●拭き取り予防
月に一度程度、やわらかいタオルや布にお湯を含ませて外壁を拭くと、カビやコケを予防することができます。
外壁のカビやコケは熱湯に弱いため、45度以上のお湯で死滅させることができます。

●お酢で予防
外壁のカビやコケ予防に最適なのがお酢。
お酢を水道水で3倍から20倍に薄めて、刷毛ややわらかい布で外壁に散布しましょう。
すでに外壁にカビやコケ、藻が生えてしまっている場合でもお酢の散布は効果があります。


定期的な掃除とメンテナンスによって、外壁のコケの繁殖を防ぐことができますが、自分でできる掃除にはやはり限界があるのも事実…
日常的な対策をしながら、たまには業者に依頼して、専用の洗浄剤を使って徹底的に除去してもらうのもいいですね。

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