海沿いの家と塩害について

query_builder 2024/07/16
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「塩害」が家にもたらす影響

海沿いの地域でよく見られる家の「塩害」。
家を建ててわずか数年で、屋根の金属部分がサビたり、外壁の塗装が剥げたり、海からの風によって家の屋根や外壁に劣化が生じてしまう現象のことを指します。
「塩害」は、海水の蒸発により、空気に混じった塩分が海風に運ばれ、建物の屋根や外壁、自動車に塩分が付着することで起こります。
ではこの「塩害」、海の近くに住んでいる限り被害を避けることはできないのでしょうか。
今回は、塩分を含む海風にも負けない屋根材や外装材の選び方、塩害対策についてご紹介します。

「塩害」が家にもたらす影響

窓を開ければ目の前に広がるオーシャンビュー。
香る潮風と波の音。
海沿いの家での心地よい暮らしは理想的で、とっても憧れますよね。
しかし同時に問題点もあるのです。

そのひとつが「塩害」
塩分を大量に含んだ海風が、屋根や外壁はもちろん、玄関ドア、窓のサッシ、エアコンの室外機に至るまで、家のあらゆる金属部分を通常の劣化よりもはるかに早いスピードで劣化させてしまうのです。
一般的に、海岸線から200m~500m以内のことを「重塩害地域」、2km以内が「塩害地域」と呼ばれていますが、実際には5km以上離れた場所で被害が出たという報告も…
風向きと風の強さによって、海岸から離れていても屋根や外壁に被害をもたらすことがあるのです。

もうひとつの問題は「強風」
海沿いの地域では、海上と陸上の空気の気圧差により、昼間は海側から強い風が吹き込みます。
また、海沿いは風を遮るものがないため、時にまっすぐに歩けなくなるほどの突風が吹くことも少なくありません。
この強風により、屋根や外壁も大きなダメージを負うことになるのです。

海沿いの家に適した屋根・外壁材とは

この厄介な塩害と海風に適している家とは、いったいどんな家なのでしょうか。
まず、屋根材でもっともおすすめしたいのは「ステンレス」。
屋根の表面を覆っているクロムという金属の薄い膜が、塩分による屋根のサビを防いでくれるのです。

そして外壁材のおすすめは「樹脂サイディング」
塩化ビニール樹脂というプラスチックを主原料とする素材でできており、外壁のサビや腐食の心配がほとんどありません。
また、軽くて耐久性があり、防火性にも優れているという点もメリットも。
日本の住宅におけるシェアはまだ少ないですが、今後海沿いの地域を中心に、需要が高まりつつある外壁材です。

そして近年、屋根や外壁の素材として人気なのが「ガルバリウム鋼板」です。
金属素材ですが、耐食性に優れたアルミニウムや亜鉛で鉄板をコーティングしているため、サビに強く、さらに上から塗装をすることで、塩害による被害を小さく抑えることができるのです。

海沿いの家に多大な影響を与える塩害。
塩害を最小限に抑えるために具体的な対策を知って、予防することが大切です。
住居の外壁には塩害を受けにくい外壁材を選び、耐塩性能を持つ塗料を利用するなど工夫をしてみましょう。

海沿いの家に適した塩害に強い屋根・外壁材とは

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