モルタル外壁の劣化症状
1990年以前の新築一戸建てによく採用されていた外壁材、「モルタル」。
水とセメントと砂を混ぜ合わせた外壁材で、深い味わいに仕上がることから、当時人気の外壁材として知られていました。
しかしこのモルタル外壁、年月が経つにつれて表面塗装の防水機能が低下し、劣化しやすくなるというデメリットが…
そのため、最近の新築戸建てにはモルタル外壁の採用が少なくなっているのです。
では、モルタル外壁の劣化とはどのようなものなのでしょうか。
モルタル外壁の劣化症状
モルタル外壁は経年劣化により防水機能が低下すると、様々な劣化症状が表れます。
おうちの外壁にモルタル材が使われている方、このような症状はありませんか?
●ひび割れ
モルタル外壁によく起きる劣化症状が「ひび割れ」です。
経年劣化だけではなく、乾燥や雨水の影響などでモルタル材が収縮を繰り返し、結果ひび割れが生じ、防水機能低下へと繋がります。
●チョーキング
モルタル外壁の表面に降れた時、手にチョークの粉のようなものが付いた経験はありませんか?
これが「チョーキング」と呼ばれる劣化症状で、紫外線により、外壁の塗料が劣化し防水機能が失われている状態。
外壁の防水機能が失われると、雨水が壁の内部にまで侵入し腐食が進んでしまいます。
●コケ
外壁の防水機能が低下すると湿気を含み、コケや藻が発生します。
コケに含まれる成分には外壁を脆くさせるものが含まれており、また、家の顔とも言える外壁の美観を損ないます。
高圧洗浄機などできれいに除去するなど対策をとりましょう。
●剥がれ
モルタル外壁が劣化し防水機能が失われると、やがて塗膜の浮きや剥がれが生じ、そこからどんどん雨水が侵入することになります。
浮きや剥がれを修繕し、早急に塗り替えのメンテナンスが必要です。
意匠性に優れ、その味わい深さがかつて人気だったモルタル外壁。
しかし、経年劣化による防水機能の低下で、このような様々なトラブルも…
放置すると、さらに劣化や腐食が進行するため、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。
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