台風被害と外壁
毎年日本各地で起こる台風被害。
台風の直撃や接近に伴って生じる暴風雨は、建物にも甚大な被害を及ぼします。
特に外壁は建物の顔であり、また、自然災害の影響を直接大きく受ける場所。
台風によって外壁が剥がれたり、雨漏りが起きたり、被害の大きさによってはその修繕費用も高額になることがあります。
では、台風による外壁の被害とはどのようなものがあるのでしょうか。
台風で外壁はなぜ剥がれる?
外壁は建物の中でも最も台風の被害を受けやすい場所。
台風による強風で剝がれてしまうことが一番の原因ですが、実はそれ以外に原因があることも…
●外壁の施工不良
新しく家が建って、3年以内の台風によって外壁が剝がれてしまった場合は要注意。
この場合、もしかすると業者による施工不良が原因である可能性があります。
外壁の下地処理不足や、洗浄作業後の乾燥不足があると、外壁が浮いてしまい、剝がれやすくなります。
または、外壁の下地処理に使用する下塗り材に誤りがあることも。
築3年以内であるにも関わらず、外壁剥がれが生じた場合は、施工業者に確認するなどして早めの対策をとりましょう。
●外壁の経年劣化
築年数が経ってくると、日々の紫外線や雨風の影響により外壁の劣化は進みます。
外壁の劣化は日ごろから目視で確認することが大切。
外壁にヒビが入っていたり、壁を手で触ると粉がつく「チョーキング現象」が現れると外壁劣化のサインです。
このまま放置しておくと、台風によってあっという間に外壁が剝がれることに…
台風対策として、日ごろからチェックしておきましょう。
外壁の剥がれを放置すると…
もし台風によって剥がれてしまった外壁をそのままにしておくと、どのような影響が出るのでしょうか。
●雨漏り
外壁が剥がれたまま放置すると、外壁内部にまで雨水が入り込み、雨漏りが生じます。
雨漏りしている住宅は湿度が上昇し、カビやシロアリが好む場所に…
外壁の剥がれに気が付いたら、速やかに修繕の手配をとりましょう。
●住宅の腐敗
外壁が剥がれると、家の防水機能が失われてしまいます。
防止機能が低下した外壁は水分を吸収しやすくなり、その影響で歪みが生じることになります。
やがてその歪みからヒビ割れが起こり、そこから雨水が侵入し、住宅が腐敗していきます。
台風により外壁が剥がれてしまうと、家の美観を損なうだけではなく、家そのものに様々な悪影響が生じます。
台風により被災しないのが一番ですが、被害を最小限に抑えられるよう、日ごろから外壁を中心に、家のまわりをチェックしておくことが大切です。
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